日本蘇生学会はこれまで、市民への情報提供も兼ねて、教職員 向けの心肺蘇生法テキストやビデオ教材を刊行あるいは監修して きました。そして今回、新しい心肺蘇生法を普及するために「教 職員と保護者のための心肺蘇生法」を制作しました。
本ビデオは「救命の連携」、「成人と8歳以上の小児の心肺蘇 生法」、そして「8歳未満の小児(乳児を含む)の心肺蘇生法」 を解説する45分の資料となっています。さらに、教育指導要領に 記載され、全国の教職員がその指導に苦慮している「着衣泳」の 情報も収載されています。パソコンを用いた教材の作成を容易と するデジタル版の出版や、利用者との双方向性の情報交換を実現 するためのホームページ発信も計画されています。
ビデオは心肺蘇生法の実技について共通の理解を形成する上で、 きわめて効果的です。日本蘇生学会は、新しい心肺蘇生法を伝え る初めての市民向けのビデオとして世に出る「教職員と保護者の ための心肺蘇生法」が、わが国のすべての学校や教育委員会で、 そして家族の健康と安全願うたくさんの家庭で活用されることを 期待しています。そして、たくさんの地域や学校、職場などで、 新しい手順を修得するための講習会が計画されることを望んでい ます。
新しい心肺蘇生法は手順が簡略化され、市民には実施し易い内 容となっています。この方法は市民による心肺蘇生法の実施率を 上げ、多数の心肺停止患者に再び生きるチャンスをもたらすこと になるでしょう。最後に本ビデオ制作にご尽力いただきました協 力団体の皆様に深謝申し上げます。
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